じゃがいもの収穫を通して (京都市立みつば幼稚園)

『小さいのがいっぱいで大きいのと一緒!』

6月1日

いよいよジャガイモの葉っぱが倒れてきたのと,昨日Aくんが「ジャガイモが見えてる!」ということに気付いてくれたので,年長ゆり組がグループごとに分かれて収穫することにしました。
最初に茎の部分を引っ張ったのですが,思うほどついておらず「あれっ?」となっていた子どもたちでした。土の中にきっとまだまだ隠れているんだ!掘ってみよう!と掘り進めていくと,ゴロゴロ・コロコロ大きいものから小さなものまで,たくさん掘れました。ジャガイモが土の中で育つ,ということも身をもって知った子ども達でした。
秤を置いておくと「これが一番大きいかもしれない!」「こっちはどう?」と量って遊んでいました。ジャガイモは最大のものでおよそ230グラムもありました。
Bくんが小さなジャガイモばかり集めて量り始めました。

B:「あれ?動かない」(秤のメモリが)
A:「小さすぎるんちゃう?」

小さなものを数個のせましたが,針は動きません。

 

B:「いっぱい集めようっと」(→たくさんのせると針が動いた)
A:「そっか!小さいのがいっぱいで大きいのと一緒になるんや!」

大きなジャガイモと小さなジャガイモをいっぱい集めて量った時の気づき,大発見です。
子どもは遊びや生活を通して学んでいます。数量に対する感覚を育てているのだな,と子どもたちの姿を見て感じました。

 

 

『一人200グラムずつ』

6月2日

 

昨日年長児が収穫したジャガイモ。大豊作だったので,年長ゆり組が200グラムずつ家にお土産として持って帰ることにしました。
大きなジャガイモをまずは園のカレーパーティ用に分別しました。
そのあと,秤の200のところを目指して自分で選んでいきました。1個100グラム程度のジャガイモを2個選んだCちゃん。

「100のやつと100のやつだからね。2個なんだよ」

と誇らしげです。
小さな小さなジャガイモをたくさん選んだDちゃん。

「いっぱいある!」

と嬉しそうでした。
CちゃんもDちゃんも同じ200グラム。
選び方の個性も尊重したいと思っての取り組みでした。
みんなが同じくらいの大きさのものを,と思うのは大人の概念ですね。
子どもたちの選び方それぞれの姿を見てそう思いました。
「自分で選ぶ」「自分で決める」「それぞれの選び方がある」
日常のちょっとした出来事の中でも,大事な自己決定の場となりました。

 

 


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